2009年04月01日 inspironが落ちた
_ 電源ケーブルを引っ掛けて、落としてしまった。
今日、机の上で使っていたmini9を落としてしまった。まあ、HDDもないし、大丈夫なようだ。以前、MobileGearIIも同じように落としてしまったことがある。このときは、外装の一部が割れたが、得に問題無く動作していた。問題は、机の下からケーブルが伸びていて、それを椅子に引っ掛けてしまうということだろう。というわけで、机の脇からLANケーブルと電源ケーブルを通すことにした。これで大丈夫かな。
2009年04月02日 Wine1.0
_ 安定版
ubuntu8.04とdebian Lennyのwineのversionを調べたら、1.0だった。2008年の6月に、初のstableがreleaseされていた。研究室では一部の測定プログラムをLinux上のWineで動かしていて、RS232Cを使っているのだが、うまく動いている。Wineも徐々に使えるソフトになりつつあるように感じる。
まだ、設定がやっかいなようだが、Officeも動くようになっているらしい。DirectXなんかを入れている人もいる。.Net frameworkもインストールできるようなので、C#も動くのかな。
心配なのは、virusも動くようになってしまわないかということだ。まあ動くんだろうな。Linuxを使っているから大丈夫と思っていると、痛い目を見るとことになるかもしれないので、気をつけよう。
2009年04月03日 lennyでVESTA
_ lennyにVESTAを入れてみた。
Linuxで結晶構造の絵を書くために、VESTAをときどき使う。Etchではあまりうまくインストールできず、ごまかして使っていたが、Lennyではほとんど同じ方法でうまくインストールできた。wget http://www.geocities.jp/kmo_mma/crystal/download/VESTA-i686.tar.bz2 sudo tar -xjf VESTA-i686.tar.bz2 -C /usr/local/bin/ sudo chmod -R go+r /usr/local/bin/VESTA-i686 sudo ln -s /usr/local/bin/VESTA-i686/VESTA /usr/local/bin/vesta sudo ln -s /usr/lib/libtiff.so.4 /usr/lib/libtiff.so.3 sudo aptitude install libstdc++5てな感じだ。
2009年04月04日 コマンドラインから外部ディスプレイ
_ inspiron mini9の外部ディスプレイ
preinstallされているubuntuから、xrandrを実行すると、画面の設定が表示される。inspiron mini9の場合、VGAとLVDS(とTV)があり、前者が外部ディスプレイである。そこで、外部ディスプレイをつなぎ、xranrd --autoとすると、表示された。一方、
xrandr --output VGA --offとしたら、表示が消えた。この前、Debianをインストールしたときには、外部ディスプレイへの出力には失敗しているが、このコマンドを使えば、うまくいくのではという気がしてきた。 不思議なのは、この状態で蓋を閉じると、再び表示される。そこで、実験してみたのが、外部ディスプレイをはずした状態で起動して、外部ディスプレイをつなぎ、蓋を閉じて開けると、外部ディスプレイがついた。仕様なのかな。
2009年04月05日 inspiron mini9にDebian Lenny
_ 再挑戦
電源を入れて0を押してboot menuを出し、CDから起動してインストールの開始。LXDE用のCDを使って、swapを無くしてbase systemのインストールが終わったら、taskselでデスクトップとラップトップと標準システムを選択。前は、音が出せなかったが、/etc/modprobe.d/alsa-baseにoptions snd-hda-intel model=acerと書くと、音も出るようになった。acerでなくdellでも良いという噂だったが、うまくいかなかった。また、xrandrを使うと、外部ディスプレイにも出力できた。一応、hotkey-setupも入れておいた。 それから、重大なことを発見した。どうやら、SDをさしたまま起動するとハングするようだ。前回インストールしたときには、ハングした原因が分からずに諦めたが、これだったようだ。どのように回避したら良いかを調べなければ。
_ 2009/4/5追記
半日使ってみて、inspiron mini9+Debian Lenny LXDEについて分かったことを書いておこう。- windowで非/装飾を選ぶと、上の部分のバーが無くなって画面の面積を節約できる。
- 外部ディスプレイには、LXDEのSettings-Monitor Settingsから制御できる。
- ntfsはrootしかmountできない。
- SDをさしたまま起動すると、udevがハングする。
_ 2009/4/6追記
ntfsについては、ntfs-3gを入れたら、user権限でもアクセスできるようになった。あとはSDの問題か。別のSDをさしても同じ挙動だったので、相性とかじゃなくて、本質的な問題なのだろう。
_ 2009/4/10追記
kernel2.6.26ではSDを挿したまま起動できないが、2.6.27では大丈夫らしい。しかし、2.6.27はsidにあるのかな。
2009年04月07日 networkの設定
_ 家と職場の切り替え
家では固定ipで、職場ではdhcpをつかっている。これを切り替えるのに、ubuntuではメニューのシステム設定ぐらいから切り替えていたが、debianでは/etc/network/interfacesを書き換えていた。しかし、debianのリファレンスを読んでいたら、便利な方法を見つけた。/etc/network/interfacesには、iface work inet dhcp iface home inet static address 10.0.0.222 netmask 255.255.255.0と書いておき、sudo ifup eth0=homeとかで起動すると、それぞれの設定でネットワークを使えるようになる。メニューをいじるよりも楽に設定ができるようになった。
2009年04月08日 lennyでxnp2
_ xnp2のインストール
PC98も過去のマシンになって結構たった気がするが、ときどき使いたくなる。mini9で98のソフトが使えるようにxnp2をインストールした。 まず、必要なパッケージをaptitudeで入れたが、libgtk2.0-devとlibsdl-sound1.2-devとlibsdl-mixer1.2-devを入れてみた。あとは、wget http://www.asahi-net.or.jp/~aw9k-nnk/np2/release/xnp2-0.83.tar.bz2 tar xjf xnp2-0.83.tar.bz2 cd xnp2-0.83/ cd np2tool unzip np2tool.zip mv np2tool/np2tool.d88 . cd .. cd x11として必要なファイルを準備して、config.tmplを編集する。ここでは、SDL_CONFIGのXCOMMを削除して、USE_SDLAUDIOとUSE_SDLMIXERのundefをdefineに変えた。そして、
xmkmf -a make sudo make install install.manxmkmf -a make sudo make install install.man として、インストール終了。ピポったときは、ひとしおの感動を味わえます。
2009年04月09日 F11 and F12
_ mini9のファンクションキー
np2をつかっていると、F12でマウスを切り替える。mini9の英語キーボードにはF10までしかないので、この方法は使えない。実は、マウスの中ボタンで切り替えることができるのだが、F12も使えることが分かった。Fn+zがF11で、Fn+xがF12に対応している。
_ 2009/4/10追記
LXDEでF11を押すと、全画面モードにできる。マウスで上のバーから非装飾を選ぶよりも簡単で良い。
2009年04月12日 USB to serial or parallel
_ mini9用のインターフェース
最近のPCでは、外部インターフェースの種類が少なくなってきている。ノートはもとより、デスクトップでさえ、PS2やプリンターポート、RS232Cなどのポートが無いものも増えてきている。その代わりに、USBは標準となっている。
市販のデバイスをつなぐのであれば、USBで困ることは無い。しかし、自作しようとした場合、USBはかなり敷居が高い。これまで、PS2,RS232C,GPIB,プリンターポートなどにつなげる機器は自作したことがあるし、それらを制御するプログラムを書いたこともあるが、USBはまだ無い。
mini9に何かをつなぐ場合、USBしか無いので、USB機器をつくれるようになるまでは、USBから別のインターフェースに変換して、それを使うのが簡単に思われる。その候補としては、USB to serialとUSB to parallelがすぐに思いつくが、どちらが良いだろうか。parallelの方がTTLだし信号の数も多いので、望ましいと思っていたが、必ずしもそうでは無いかも知れない。
UNIXで扱う場合、serialはttyS0などから使う。USB to serialでは、これがttyUSB0に変わる。一方、parallelは、lpがparport0を介して信号をやりとりする。細かい制御をする場合には、lpを開放して、parport0に直接アクセスしている。しかし、USB to parallelではusblp0になるが、これはparport0とは切り離されているようだ。つまり、parport0からは制御できないようなのである。
とりあえず、LIRCとAVRを使えるようにしたいのだが、これにはUSB to serialの方が良いのではないかと考えている。LIRCではparallelはparport0を使っているようなので、USBからは使えないみたいだ。ttyusb0に関しては、少し調べた感じでは、使っている人もいるような感じなので、苦労はするかもしれないが、使えるような気がする。一方、AVRは、USB to serialでは使えないという記述も見られるので、どうなんだろうか。avrdudeでポートを指定したら使えないかなと期待しているが。
2009年04月15日 rubyでbinaryの解析
_ 有効数字
まれに、binaryのデータを扱う必要が出てくる場合がある。データ構造が公開されている場合には問題無いのだが、それが公開されていない場合には、自分で解析する必要がある。
時々使用するある装置のデータはbinaryで保存されていて、普段はこれを付属のtoolでasciiにしている。この時の操作が面倒なので、以前に変換プログラムを書こうと思ったが、構造が分からずに挫折していた。最近、また思い立って解析を試みた。このとき、rubyのunpackを思い出して、これを使ったところ、最低限の解析に成功した。
整数の場合は、データの並びを見れば大体予想ができるが、今回は小数を扱っていたので、データを見てもいまいち分からなかった。結局、dataにbinaryを入れて、
p data.unpack("E")などとして、それっぽい数字が出てくるものを探していった。
最終的には、すべてのデータはdoubleで保存されていただけだったのだが、これは予想外だった。有効数字が6桁ぐらいしかないのに、floatでも十分なのだが。実際、asciiに変換したものの方がファイルサイズが小さくなっている。binaryで保存している意味が無いような気がする。データを解析する前に、このことに気がついていれば、doubleだと推定できたのかもしれないが、最初はfloatぐらいだろうと思って、いろいろと試していて、時間がかかってしまった。
2009年04月26日 ubuntu 9.04
_ ubuntu 9.04がリリースされた。
kernelは2.6.28らしい。xubuntuもほぼ同時にリリースされているので、mini9に入れてみようかな。LXDEに少しは慣れてきたので、LXDEで使えるとよいのだが。ubuntuはよく理解していないのだが、Desktop 日本語 Remixが良いのか、Netbook Remixにするべきなのかどうなんだろう。debianと同じ感覚で使えるとよいのだが。minimal installができるのであれば、それにLXDEとか日本語とかを入れていけば良い気がする。気が向いたらインストールしよう。