2010年11月08日 MAL_OTORUN対策
_ データ移送用PC
測定用のPCから、USBメモリを用いてデータを取り出すときに、ウイルスに感染する危険性がある。この対策として測定用Windowsと通信用Linuxで外につながっていないネットワークを作ることにした。今日、通信用にするPCが届いたので、早速ネットワークを組んでみることにした。
PCのスペックはCore i3 550でメモリが2GとHDDが500Gである。ウイルス対策としては過大な性能な気もするが、そんなに高くなかったので良いだろう。これに、Debian Lennyのamd64をインストールした。少し古いインストールCDでインストールしようとしたら、CDROMがうまく認識されなかったので、netinst用を新たに焼いてインストールした。amd64だと、問題が生じるかも知れないと思っていたが、やはりxorgの部分で引っかかった。いろいろと試した結果、HorizSync, VertRefreshとModesを適切に設定したらうまくいった。amd64のxorgはまだ設定が素人向けではないようだ。
そして、ネットワークを固定IPにするために、ifdown eth0で一旦ネットワークを停止した後に、/etc/network/interfacesを編集してdhcpからstaticにして、ifup eth0でもう一度ネットワークを開始した。
最後がsambaの設定である。まずwindows側で共有を許可する。このやり方がversionによって、少し違っていたので苦しんだが、結局network wizardを使って、共有を許可するようにすると、簡単に共有ができるようになった。そして、linux側は、smbfsをインストールして、/etc/fstabにwindowsマシンの特定のフォルダーを自動でマウントするように書いておく。
これで、一応のセットアップが終わったが、CDRでデータを持ち運ぶ人も居るかもしれないので、CDRが焼けるようにbraseroでもaptitude install braseroでインストールしておいた方が良いだろう。FDDも誰か使う可能性があるかなと思って、マザーボードを見ると、FDD用のコネクタが無い。ついでにIDEも無くなっている。外には出ていなかったが、COMとprinterポートのピンはあったのは、少し安心感を誘う。もう、FDDも過去のものになりつつあるのだろう。FDDはUSBで外付けするか、今回は見送ることにしよう。