2010年10月25日 ipod nanoを分解
_ ipod nanoの液晶
知り合いから壊れたipod nano(第二世代)をもらったので、分解してみた。コネクタの部分から徐々に爪を外していったら無事に開いた。液晶部分とスイッチ部分へはコネクタを介してリボンケーブルでつながっている。そのコネクタの爪を立てると、ケーブルははずれて、粘着テープで固定されている部分を外すと、うまく分解できた。
部品を眺めてみて使えそうなものとしては、フラッシュと液晶に目が止まった。フラッシュの石は何かのときに使えるかもしれないが、はがすのは大変そうだ。一方、液晶はうまく外せると、いろいろと楽しそうだ。しかし、世の中そんなに甘くはなかった。液晶ユニットは粘着テープで固定されているのだが、前面のガラスが外れて壊れてしまった。
液晶は24pinのコネクタにつながっており、信号線の数が少ないので、どのように制御しているのだろう。バックライトは横からLEDで光を出して、それを適宜拡散させていた。陰極管を使わなくてよいので、マイコンなどで使うのにはうってつけに思われるのだが、壊してしまったのでは諦めるしかない。
修理用の部品としては、液晶だけが売られているようだが、数千円するようなので、少し高価である。ipodの原価は四千円ぐらいという噂もあるので、液晶の原価は千円もしないのだろう。いつか安価で入手できたら、制御を試みてみよう。