Debianのページ

計測の自動化が進み便利になるとともに,実験にはPCが不可欠になってきました. しかし,そのほとんどがOSにWindowsを採用しており,ウイルスの脅威にさらされています. 特に測定系のPCは,その性格上,信頼性が問われるので,ウイルス感染などをしないようにネットワークから切り離して使用されることも多いようです. 実際,我々の研究室でも,測定用のWindowsパソコンは,基本的にはネットワークにつながないことにしています. しかしこれでは,データの転送や測定状況の把握が不便になってしまっていることも事実です. そこで,Linuxを使って測定を行えば,安心してネットワークにつなぐことができるというわけで,新しく立ち上げる測定系は,できるだけLinuxを使うようにしています. 測定系にLinuxを使っている人は多いと思いますが,まだ情報が不足しているのも確かです. ここに,測定系に関するいくらかの情報を提供できればと思います. ちなみに,distributionはDebianを用いています.

インストール

Lennyもリリースされたので、Sargeの情報はもう不要かとは思いますが、とりあえず消さないでおきます。

Lenny

linux-gpib GP-IBを使うための作業です. かなり簡単にインストールすることができるようになっています。 ボードの設定はそれぞれの環境に応じてして下さい。
VESTA
結晶構造表示ソフトVESTAのインストールです.Debianについての情報が無かったので,ここに書いておきます.686用です。

Etch

Etch Debian Linux本体のインストールメモです.一応シェルスクリプトになっていますが,コメントを読んでください.インストールする環境は私の趣味ですので,好きなようにしてください.
linux-gpib GP-IBを使うための作業です. なぜか,Etchには,gpibのパッケージが無いようですので,ソースを取ってきてコンパイルします.

Sarge

Sarge Debian Linux本体のインストールメモです.一応シェルスクリプトになっていますが,コメントを読んでください.インストールする環境は私の趣味ですので,好きなようにしてください.
linux-gpib GP-IBを使うための作業です.kernel2.6では必要なものはすべてaptで取って来れます.ボードはNI-PCI用になっていますが,必要に応じて書き換えてください.最初に使っているkernel-imageと同じkernel-headerを取ってくる必要がありますので,注意して下さい.ちなみに,rubyからgpibを使うことしか考えていませんので,他の言語の場合には,bindingを用意して下さい. Sargeでは,kernel2.4.27とkernel2.6.8があるようですが,etchでは2.6系になるようですので,2.6.8の場合について書きます.
VICS-II
結晶構造表示ソフトVICS-IIのインストールです.VineやFedoraでは動作するらしいですが,Debianについての情報が無かったので,ここに書いておきます.686用なので,686用のkernel-imageを使って下さい.
RSRuby
統計処理ソフトRをrubyから使うためのRSRubyです.私は主にRをグラフソフトとして使っていますが,コマンドを忘れてしまってマニュアルを見ながらということになってしまいます.Rubyから使えれば,そのような面倒から開放されるかも知れません.

使いかたメモ

ssh 自動的にインストールされます.deamonを立ち上げたくないときは,/etc/ssh/sshd_not_to_be_runというファイルをつくって下さい.中身は空でも構いません.Xを別のマシンから使いときには,/etc/ssh/sshd_configの中で,X11Forwarding noのnoをyesとして下さい.そして,ssh -X **.**.**.** -l userでそのマシンにログインすればXが使えます.sfpt user@**.**.**.**とすると,ftpライクにファイルを転送できます.
samba インストールは,Sargeのインストールを参考にして下さい.ユーザーはsmbpasswd -a userで追加して下さい.sambaの名前からIPを調べるときは,nmblookup machineとすれば返ってきます.マウントはsmbmount //machine/user position -o username=userとします.アンマウントはsmbumount positionです.